健康住宅には、木材は欠かせない

  • 投稿日:2017年 4月25日
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無垢の木を使った家づくりアドバイザー 望月 茂です。

木とコンクリートについて考えてみたいと思います。
健康住宅と視点に興味をもった頃、手にした本が「健康な住まいを手に入れる本」
発行コモンズという著書でした。
建築家や医師、木材専門家などによる編署で、それぞれの専門家の立場から
健康住宅について考察されています。
その中で、木材専門家の塩谷幸彦氏の考察を1部抜粋してご紹介します。

「ある環境が生命にとって快適かどうかは、発育や生存率からも判断できます。
 木材とコンクリート、金属で作った同じ大きさの箱の中でマウス(ハツカネズミ)に
 子供を産ませ、その成長を比較した実験が有名です。以下の図はマウスのこどもの生存率
(静岡大学農学部研究報告)1986年からの抜粋です。
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外の外気が30度の場合は、差がほとんどありませんが、25度になると大きな差が現れました。
生まれてから10日目での子マウスの生存率は木製が87%だったのに対し、金属製では約42%
コンクリート製ではわずか7%でした。
生育状態の違いは箱の素材だけなので、この差は箱を通して体温を奪われたためと思われます。
生き残ったマウスの発育にも差がみられました。
20日目の時点で、コンクリートと金属ゲージで育てたマウスの体重が約8gだったのに対して
木製ゲージのものは約10gに成長してました。
木の箱以外では、親のマウスによる子殺しすら起きています。床が冷たいので授乳時間が減ったことや
親のストレスが原因だと考えられます。」

木材専門家の塩谷幸彦さんの考察部分を抜粋させて頂きましたが、木造の床で過ごした場合
コンクリートの床より手や足先の体温低下が少なく、疲れ方が違うなどの実験データもあるそうです。
また木材の性質が、人の健康にどのように寄与しているか、以下のようにまとめています。

紫外線を吸収 光を乱反射する性質は⇒人の目にやさしい
自然な色合い           ⇒精神を安定させ目の疲れを減らす
適度な断熱性           ⇒体温を奪わない
芳香がある            ⇒精神安定作用

木材住宅で室内に無垢の木をふんだんに使うことは、人に癒しと健康を与えることになるのだと思います。
そんな家づくりをこれからもご提案していきます。
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